鳥越俊太郎は、なめすぎている。

鳥越俊太郎がテレビ番組で

日本の社会が戦後70年たち、全体として右側に保守化している事実は認めなければいけない。その空気の中で、日本会議という右翼的な団体があって、そこからお金が出て、産経と読売に意見広告が出ている、ということがある程度分かってきている

と発言したらしい。

で、日本会議はすかさずそれに抗議声明を出した

これ、「舌禍事件」と言っていいと思う。それも、鳥越俊太郎が100%悪い。あえて庇うところ探すと、「法的には何も悪いことしてない」ぐらいしかない。「日本会議が金出している」とか、何で裏付けもなしに、公共の電波で言うのか?頭から電波でとるんちゃうかな?と思うぐらい、アホらしい。なんでジャーナリストなのに、典拠のないことを言うのだろう。
 
そもそも、「日本会議の金」って検証のしようがないのよ。日本会議も、日本青年協議会も、日本政策研究センターも、あの界隈の団体、みんな法的には任意団体なのよ。だから会計報告の義務もないし、外部からの監査もうけない(まあそれが問題といえば問題ではあるが)。実際、人の数はさておき、予算規模も外部監査がなくても問題ないような規模しかないだろうと思われるけどもね。
ともあれ、彼らの会計資料なんか、内部リークに頼る以外、確認するすべはない。総務省に提出された政治資金収支報告書をだーっと調べてみたことがあるが、日本会議や椛島有三や伊藤哲夫の名前が出てくるのは極わずか。しかもそのほとんどが、講演料の受取人として出てる(政治資金収支報告書的には、その団体からの支出扱い)。
 
つーか、舐めんなって話なの。
 
俵義文さんとか魚住昭さんとか上杉聡さんとかの、偉大なる先達たちがそんなこと調べてなかったと思うの?朝日で渋い仕事し続けるF記者がそんなリサーチしてないと思うの?あるいは誰も知らんだろうけども、貴重な仕事を80年代にやり遂げその成果を残してくれた、林雅行さんや青木慧さん(理ではなく慧な。同じ「さとし」でも、えらい違いだなおい←青木理の理はさとしじゃなくくて、おさむだよバカ野郎)がそんなこと調べてなかったと思うの? あるいは、巨星・猪野健治さんがそこに手を出さなかったと思うの?

もうね、ほんまにね、どんなけの先達の仕事があると思ってるんだ。

これだけの先達の仕事で到達できなかった地点に、ちょっと流行ったからって日本会議の話に首突っ込んだだけの人間が「徐々にわかってきた」とかなんで言えるの?噴飯ものだよ。舐めんな。

で、これら先達の仕事が指し示すものは、「確かに、日本会議の周辺にいる連中は、変な人が多いけど、普通の人じゃないとか、非合法であるとか、カルトだとかは言い切れんでしょう」というものばかりだ。 

で、そこが問題なんだよ。確かに、新興宗教を信じちゃってるとか、さらにはその新興宗教の分派活動してるとか、「およよ」と思うところはある。しかしそれも、信教の自由でしかない。何を信じるか信仰するかは、人間の根源的な自由の一つ。それをリベラルサイドが否定するのは噴飯ものアゲインだ。

だが、こういう噴飯ものの言説が多すぎるのよ。「日本会議の金ガー」「日本会議はカルトだー」「神社本庁の金ガー」ってな、お前らお気楽だな。

そりゃ、楽でしょうよ。何の証拠も集めず、人とも会わず、図書館にもこもらず、政治資金収支報告書を読み込んだりもせず、初詣に行った神社の境内に日本会議のノボリ立ってるからって「あ、カルトだー」とかね、どんなけお気楽なんだよ。

こっちは、先達の仕事をリスペクトしながら、先輩たちが見つけられなかったほっそいほっそい糸を見つけるために、座骨神経痛と老眼と戦いながら資料読み込んで、人に会ってってしてんだよ。

アホかと、なめんなと。

どうせこれから、鳥越俊太郎に日本会議が抗議文を出したのを捕まえて、「スラップ訴訟みたいなもんだ」「鳥越俊太郎は暗部に触れた」とかいうバカが湧くんだろう。 

あーあ お前ら本当にバカだろう。

そんなことしてっから、日本会議に何もかもやられちゃうんだよ。暗部なもんかよ、テレビで与太いうたら、抗議されて当然だろうが。要は与太噺なんだよ。

仕事をしろ、仕事を。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク